JR東日本、寝台列車「カシオペア」貸切の旅、事前説明会も

  • 2015年8月26日

寝台列車「カシオペア」  東日本旅客鉄道(JR東日本)とびゅうトラベルサービスは8月25日、上野駅発着のツアー「秋のカシオペアクルーズ」を発売した。「カシオペアクルーズ」は寝台特急「カシオペア」を貸し切りで利用するもので、今回で7回目の実施となる。実施日は10月17日から20日までで、3泊4日の行程。

 ツアーでは、上野駅から日本海側ルートを経由して北海道を訪れるほか、3日目には青森県、4日目には宮城県を訪問。特別企画として、車内では1日目の昼食に越後湯沢の旅館「HATAGO 井仙」による魚沼産コシヒカリを使用した料理を、夕食には山形のイタリア料理店「アル・ケッチァーノ」のシェフによる特別ディナーを、4日目の昼食には塩釜港で獲れた食材などを使用した寿司を提供する。

 宮城県では、通常の列車に比べて大きな窓が備えられた陸羽東線の列車「リゾートみのり」を貸し切りで利用するほか、鳴子温泉では鳴子峡を観光。出発前には上野駅のカシオペアクルーズ専用待合室での軽食や、自宅と車内の客室までの宅配サービスなども提供する。

 旅行代金は展望室タイプのカシオペアスイートが1名60万円、メゾネットタイプのカシオペアスイートが55万円、カシオペアデラックスが52万円、カシオペアツインが47万円。募集人員は34名で、最少催行人員は30名とした。受付期間は9月10日までで、申し込みはカシオペアクルーズ専用電話とウェブサイトで受け付ける。

 9月6日には、担当者が旅行商品の魅力を紹介する事前説明会を開催する。開催場所は秋葉原にあるステーションコンファレンス万世橋ビルで、定員は50名。予約制で、申し込みは専用電話またはウェブサイトで受け付ける。