JRグ、お盆の新幹線利用者はいずれも増加-在来特急は東海が2割増
JRグループの各旅客鉄道会社はこのほど、お盆期間(2015年8月7日~17日)の利用状況を発表した。新幹線については、東日本旅客鉄道(JR東日本)が運行する東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、秋田新幹線、山形新幹線は合計で前年比7%増の387万人。西日本旅客鉄道(JR西日本)が運行する山陽新幹線は4%増の210万5000人で、北陸新幹線については前年の同区間を運行していた在来線特急の利用者と比較して151%増の37万9000人と大幅に伸長した。このほか、東海旅客鉄道(JR東海)が運行する東海道新幹線は5%増の406万9000人。九州旅客鉄道(JR九州)が運行する九州新幹線は1%増の40万6000人となり、いずれも前年を上回る結果となった。
在来線の特急列車については、前年から最も伸長したのはJR東海で24%増の21万5000人を記録。四国旅客鉄道(JR四国)の主要4線区は13%増の51万2600人、JR西日本は10%増の87万8000人、JR九州の主要2線区は1%増の49万人でいずれも増加した。JR東日本の主要10線区は前年並みの143万8000人。北海道旅客鉄道(JR北海道)の主要4線区は4%減の35万5600人となった。