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ピーチ、羽田/台北線就航、羽田初便は135名-日帰りでの活用提案

  • 2015年8月11日

(左から)モデルの舞川あいくさん、2015ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナさん。就航記念のトークショーに登場した  ピーチ・アビエーション(MM)は8月8日、羽田/台北(桃園)線を開設した。当日は台風13号の影響で、運航スケジュールを変更。羽田発は午前5時55分から午後4時25分に変更しており、台北の到着は当初の午前8時30分から午後7時となった。運航機材はエアバスA320型機、座席数は180席。初便は予約時点では羽田発、台北発ともほぼ満席。当日の乗客数は台風の影響もあり、羽田発が135名、台北発が150名となった。なお、当日は初便搭乗者に対し、オリジナルのクラッチバッグとキーホルダーを記念品として配布した。

就航記念セレモニーの様子
  前日に開催された就航記念イベントで、MM代表取締役CEOの井上慎一氏は、同路線は羽田空港の深夜早朝枠を活用した「日本からもっとも早く台湾に到着する便」とアピール。現在週6便での運航だが、10月25日からの冬ダイヤから週7便で運航するため、利便性がさらに高まるとした。

 井上氏によると、MMの主要顧客層は20代から30代の若者。羽田線も同様のターゲットを想定しており、就航により「2国間の若者の交流拡大に期待したい」考えだ。予約は好調で、ほぼ満席で推移しているという。

MM代表取締役CEOの井上慎一氏 客層は、日本人と訪日客が5対5の割合となる予想。MMの国際線における訪日客の比率は現在6割超だが、羽田線は通常の路線よりも日本人の乗客が多くなる予想だ。井上氏は台湾の調査会社が現地で実施した、台湾に就航しているLCC16社の認知度ランキングでMMが1位になったことを挙げ「ブランド力が台湾でも高まったのでは」と今後の増加に期待を示した。

 また、同氏は、羽田便を活用した0泊2日の「弾丸トリップ」を提案。8時30分に台湾到着後、早朝から見学できる故宮博物館に立ち寄り、昼ごはんの後にマッサージを楽しみながら仮眠を取り、観光後に夜市を見学してから空港に行く、というプランを例として挙げた。

舞川さん、宮本さんを交えて乗客をお見送り
 MMでは0泊2日の「弾丸スペシャル運賃」を往復1万2000円で用意。8月13日まで「チャレンジ!弾丸トリップキャンペーン」として、同運賃を利用し、約15時間の滞在での旅行プランを考案して応募した人のなかから、5組に羽田/台北線の往復航空券を贈呈する。旅行後レポートや写真を提出することが条件だ。航空券の利用期間は8月17日から9月10日まで。

 このほか、イベントではモデルの舞川あいくさんと2015ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナさんによるトークショーも開催。舞川さんは祖父母が台湾在住であることから何度も台湾を訪問しているといい、MMについては「運賃がお手頃であり、浮いたお金で(台湾を楽しみ)リッチな気分になれる」とコメントした。MMの就航により「旅行が私達の身近に感じられるものになるので、嬉しい」と述べた。また、宮本さんはMMを何度も利用したことがあるとし、今回の羽田線についても「日帰りできることが素晴らしい」と評価。台湾には行ったことがないため、MMでの訪問を楽しみにしていると話した。