JAL・ANA、お盆の国際線予約は8.3%増-国内線は0.2%減

  • 2015年8月2日

▽2社ともに関西が好調、予約率は北海道と沖縄

 国内線については、2社合計の予約人数は0.2%減の219万5570人となった。座席数が0.8%減の341万2177席と絞られた結果、予約率は0.4ポイント増の64.3%となり、前年をわずかに上回った。

 企業別に見るとJLは座席数が2.0%減の139万8023席、予約人数が1.8%減の92万3597人となったことで、予約率は0.1ポイント増の66.1%に。NHは座席数が0.1%増の201万4154席、予約人数が1.0%増の127万1973人となり、予約率は0.6ポイント増の63.2%となった。JLの座席数減は機材の入れ替えなどに伴うもの。NHは帰省需要やレジャー需要が好調に推移し、予約数、予約率ともに前年を上回った。

 方面別の予約人数ではユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などの人気により関西が好調で、JLは5.5%増、NHは8.8%増となった。予約率は2社ともに北海道と沖縄が70%台となり、その他の地域に比べて高い値を示した。