交通広告グランプリ2015、ウィーンや山形DCなどが受賞
ジェイアール東日本企画は7月27日、同社が主催する交通広告賞「交通広告グランプリ」の結果を発表し、授賞式を開催した。同賞は2014年4月1日から15年3月31日までに、JR東日本、つくばエクスプレス、りんかい線、ゆりかもめ、JR貨物の駅や車両で掲出、放映された交通広告作品を対象にしたもの。今年は1780点の応募があったという。
募集部門はデジタルメディア部門、車内ポスター部門、駅ポスター部門、サインボード部門、企画部門。このなかからグランプリを1点選ぶほか、各部門から最優秀部門賞1点、優秀作品賞5点を選定。さらに、JR東日本賞も設けた。今年はグランプリとして、公益財団法人ユニジャパンによる中吊り広告「第27回 東京国際映画祭」が選ばれた。
ツーリズム関連では、デジタルメディア部門の優秀作品賞をウィーン在日代表部の「リング通り150周年」が受賞。JR東京駅丸の内南北ドームの大型画面8面を活用し、ピーアール映像を流したという。
車内ポスター部門の優秀作品賞はJRグループの「山形デスティネーションキャンペーン」が受賞した。また、駅ポスター部門では、最優秀部門賞に、東日本旅客鉄道の「行くぜ、東北」が、優秀作品賞に同じく東日本旅客鉄道の「ウフフ!北陸新幹線」が選ばれた。