メキシコ・オアハカ、先住民最大のお祭り「ゲラゲッツァ」とオススメ観光スポット「トゥーレの樹」
メキシコ南部の町 オアハカが一番沸き立つ先住民最大のお祭り「ゲラゲッツァ」。
もともとはサポテカ語で「分かち合い」というような意味をもつ言葉です。
第83回となる今年2015年は、7月20日(月)と27日(月)、それぞれ午前の部(10:00~)、午後の部(17:00~)を開催いたします。
既にオアハカの町は、ゲラゲッツァを迎えるため活気づいています。
今年のゲラゲッツァはチケットがかなり取りづらく、日本の連休と重なる7月20日の回は有料席がほぼ満席のようです。
但し、本番の会場での公演以外にも前日・前々日の土・日曜や、ゲラゲッツァ週間には市内でのイベントも盛りだくさん。オアハカ名物 モーレの食べ比べや、メスカルのフェリアも開催されます。(どちらも有料です)
また、本番もスタジアムの上の方の席は市民向けに無料開放しておりますので、体力と根気のある方は4~5時間前から市民と一緒に並べば入場できるかもしれません。
夜にはスタジアム前から花火が上がり、間近に見ることができるのも興奮します。
そして、オアハカに来たら是非、足を延ばしてもらいたいところが「トゥーレの樹」。
ギネスブックにも「世界一太い木」として登録された樹齢2000年以上の巨木です。
巨木といえば、日本の縄文杉やアメリカのジャイアントセコイアなど色々とありますが、山の中や森の中を何キロも歩いていかなければならないことが多いと思います。
(それも楽しみのひとつかもしれませんが・・・)
「トゥーレの樹」のすごいところは、オアハカから車で20分ほどの村の真ん中にドーンと立っているというアクセスの良さです。もちろん木の大きさ自体もハンパありません。
スペイン人が到着した時点ですでに樹齢1500年あったわけですから、傍若無人な彼らにも手が出せなかったご神木なのです。
オアハカ市内からタクシーでも行けますので、ゲラゲッツァのイベントの合間にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。