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KNT-CT、5月の国内旅行は5.4%増-メイトは2桁増

  • 2015年7月12日

 KNT-CTホールディングスの2015年5月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比5.4%増の329億287万円となった。このうち、団体旅行は0.7%減の109億5996万円と微減した一方、企画旅行は8.9%増の179億4608万円、個人旅行は8.1%増の39億9683万円と前年を上回った。

 団体旅行のうち、一般団体は大型の企業系コンベンションや職場旅行の取り扱いが増加したことから、13.4%増の31億6472万円と伸長。学生団体は修学旅行の取扱団体数が減少したことで、5.4%減の77億9524万円となった。企画旅行ではメイトが15.1%増の68億1878万円。北陸新幹線により北陸や信州方面が好調だったほか、関西や南紀、中国四国、九州方面も人気だった。

 クラブツーリズムは5.5%増の111億2626万円。バス旅行を除く国内旅行部門では、北陸や善光寺の御開帳などを組み込んだ商品が好調で11.3%増と前年を上回ったが、バス旅行部門では東北の桜の早期開花や箱根山噴火の懸念などから2.1%減となった。テーマ旅行部門は「登山・ハイキングの旅」や名阪での「歴史・巡礼の旅」が人気となり1.0%増となった。

 国内旅行以外では、海外旅行が12.4%減の113億3160万円、外国人旅行が6.0%減の11億3736万円となり、関連商品などを含めた総計は0.2%増の460億1470万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。