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グアムインターナショナルマラソン、16年は日本人1200名目標に

  • 2015年7月6日

グアムインターナショナルマラソン事務局の長野光志氏  グアムインターナショナルマラソン日本事務局はこのほど、旅行会社向けに2016年4月10日に開催する「グアムインターナショナルマラソン2016」の説明会を実施した。同大会は次回で4回目。グアムインターナショナルマラソン事務局の長野光志氏は「グアムは日本からの距離も近く、手軽に行くことができる。開催地からホテルも近く、観光や買い物も簡単に楽しめる」と魅力をアピールした。

 日本事務局によると、今年4月に開催した同大会には全世界から3245人が参加。このうち、日本人参加者数は前年比11.6%減の893名で、長野氏は円安基調などの影響により減少したとの見方を示した。同氏は14年の第2回大会では日本人参加者数が1000人を超えていたことについて述べ、「数年のうちに1500人を突破したい。今年は1200人以上をめざす」と強調した。

 長野氏によると、同大会のターゲットは毎年参加者が多いというOLや30代から40代の男性会社員。参加者数の増加に向けては、15年と同様に大会アンバサダーとしてシドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんを任命する計画だ。長野氏は「高橋さんを起用した、一般消費者向けのイベントなども開催したい」と意欲を示した。

 説明会では、グアムインターナショナルマラソン日本事務局スタッフの三上徳隆氏がプレゼンテーションを実施。大会の概要について紹介したほか、同大会を組み込んだツアーは、申請により「公認ツアー」として認めることなどを説明した。公認ツアーのメリットとしては、同大会の名称とロゴが使用可能になることや、ゴール地点に設置する「ホスピタリティーテント」内のスペースを有料で各社が利用できることなどを紹介。ホスピタリティーテントでは、各旅行会社が顧客にマッサージなどのサービスを提供する予定という。

 このほか、日本事務局への参加登録者の人数に応じて「販売手数料」を旅行会社に支払うことも説明。マラソンとハーフマラソンについては1名1000円、10キロメートルランと5キロメートルランについては1名500円を提供するという。