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春秋航空、中部線新設、6月下旬から5都市に-15年中に8路線追加

  • 2015年6月9日

9CのA320型機 春秋航空(9C)は6月下旬から、中部に初就航する。6月29日の中部/合肥線、ハルビン線を皮切りに、6月30日に中部/石家荘/フフホト線と上海線の運航を開始する予定だ。合肥、ハルビン線は週3便、上海線、石家荘/フフホト線は週4便での運航。中部国際空港によると、中部地区から安徽省の合肥、黒竜江省のハルビン、河北省の石家荘と内モンゴル自治区のフフホトへの路線開設は今回が初めて。

 9C日本支社長の孫振誠氏によると、増加する中国人の訪日需要に応えたもの。9Cでは中国沿岸部に加えて内陸部からの就航を増やしており、今回の新路線開設もその一環だ。日本発については「目の前の中国への需要を見ると、ビジネス、観光ともに需要が低い状況」にあるため、まずは中国人の団体観光客がメインとなる見込み。ただし、中国発、日本発双方の需要を取り込みたい考えで、日本でも販売をおこなっていく。

 運航機材はエアバスA320型機の180席。まずは1機で5路線を運航し、将来的に3機体制まで拡大したい考え。また、2015年中に、中部/中国路線をさらに8路線追加する計画も検討しており、将来的には拠点化もめざす。

 就航便の最低運賃は燃油サーチャージ、諸税別で片道299元。運航スケジュールは以下の通り。

▽9C 中部/中国路線運航スケジュール

・中部/上海(浦東)線
9C8602便 NGO 08時00分発/PVG 09時35分着(火、木、金、日)
9C8601便 PVG 10時35分発/NGO 13時50分着(火、木、金、日)

・中部/石家荘/フフホト線
9C8586便 NGO 14時50分発/SJW 17時15分着・18時15分発/HET 19時25分着(火、木、金、日)
9C8585便 HET 20時30分発/SJW 21時45分着・22時45分発/NGO 02時40分着※翌日(火、木、金、日)

・中部/ハルビン線
9C8618便 NGO 08時00分発/HRB 10時30分着(月、水、土)
9C8617便 HRB 11時30分発/NGO 15時45分着(月、水、土)

・中部/合肥線
9C8612便 NGO 16時45分発/HFE 18時55分着(月、水、土)
9C8611便 HFE 19時55分発/NGO 23時40分着(月、水、土)