KNT-CT、1Qは売上高8.3%減-損失幅は縮小

  • 2015年5月11日

 KNT-CTホールディングスの2015年12月期第1四半期(2015年1月1日~3月31日)連結業績で、売上高(※総額)は前年比8.3%減の859億9400万円、営業損失は2億100万円減の24億2200万円、経常損失は6800万円減の24億8000万円、四半期純損失は1億3200万円減の18億4200万円だった。売上原価は9.2%減の710億7600万円で、売上総利益(粗利益)は3.8%減の 149億1800万円、営業費用は4.3%減の173億4000万円。

 同期においては、クラブツーリズムの企画商品を近畿日本ツーリスト個人旅行の店舗でも販売。5月に開催するグループ共同イベント「ふくしまミュージック花火」の販売にもグループ全体で取り組んだが、売上高は減少した。一方、グループ各社の連携強化やコスト削減などにつとめ、各利益の減少幅は縮小した。通期の連結業績予想に変更はない。

 事業分野別の売上高は、クラブツーリズムと近畿日本ツーリスト個人旅行、訪日旅行が分類される個人旅行事業が10.3%減の522億7400万円、近畿日本ツーリストによる団体旅行事業が3.5%減の176億700万円。「その他」が7.0%減の188億6500万円となった。