日系2社、14年度の国際線旅客は6.6%増-3月単月は1割増
▽3月単月の国際線旅客は12.5%増-利用率も伸長
3月単月の実績では、2社合計の国際線旅客数は前年比12.5%増の139万8629人と前年から2桁増。ASKが9.2%増、RPKが10.6%増となり、利用率は1.0ポイント増の78.5%と伸長した。
企業別では、JLの旅客数は4.0%増の71万8470人。ASKとRPKはいずれも2.7%増となり、利用率は前年並みの80.5%だった。一方、NHの旅客数は23.0%増の68万159人と大幅に増加。ASKが16.3%増、RPKが19.9%増となった結果、利用率は2.3ポイント増の76.6%だった。
方面別では、JLの旅客数は中国が15.1%増、東南アジアが12.6%増、太平洋が1.3%増と伸長。利用率では14年度と同様にグアムが88.8%と最も高く、このほかオセアニアが82.8%、太平洋が82.3%と続いた。
一方、NHを見ると、旅客数はアジアが26.3%増、欧州が24.6%増、北米・ホノルルが13.1%増といずれも増加。利用率は、アジアが6.8ポイント増の78.3%と最も高く、次いで北米・ホノルルが1.7ポイント増の77.7%、欧州が6.1ポイント減の70.9%となった。