チリ、「カルブコ火山」噴火に伴う影響‐続報

  • 2015年4月24日
 現地時間2015年4月22日(水)の午後に発生いたしました、チリ南部のプエルトモン市(Puerto Montt)近郊の「カルブコ火山」(Volcan Calbuco)噴火に伴う影響の続報をお知らせいたします。

 「カルブコ火山」の噴煙の影響で、航空各社はプエルトモン空港(PMC)発着便のほとんどを欠航いたしました。またプエルトモン空港経由の便も欠航となるため、同市やチロエ島、プンタアレナスなど、チリ南部への空の便に乱れが生じております。

 また、噴煙はアルゼンチン側にもおよんでおり、23日にはアルゼンチンのバリローチェ、サン・マルティン・デ・ロス・アンデス並びにネウケンの空港が閉鎖されました。(アルゼンチンのその他の空港は通常通り)
今後の噴火の状況によっては、アルゼンチンの陸上移動にも支障が出るおそれがあります。
LAN航空はこの状況に伴い、発券済み航空券の払い戻しや15日間の無料日付変更・目的地変更などの処置をとっております。またアルゼンチン航空でも欠航便が出ており、今後の噴火の状況に合わせて変更が可能とのことです。

 フライトの運航状況等含め詳細については、ご利用の航空会社にお問い合せください。

 なお現時点でのプエルトモン市内に大きな混乱は生じておりませんが、火山に近い地域には避難命令が発令されており、現在まで約4,000名の住人が避難しております。

 また近隣の河川や湖での船舶にも運航停止等の処置がとられています。

 チリ南部への渡航をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

 
※航空会社の運航状況等は、航空会社のサイトにてご確認いただけます。

 ラン航空http://www.lan.com/es_cl/
 アルゼンチン航空http://www.aerolineas.com.ar/


情報提供:株式会社ウニベルツール日本海外ツアーオペレーター協会