チリ、「アルマ望遠鏡研究施設」一般公開を開始

  • 2015年4月15日

 「アルマ望遠鏡研究施設」(OSF)が、一般公開されることになりました
** アルマ望遠鏡とは
 チリ北部、サンペドロ・デ・アタカマの標高5,000mの高原で、日本を主導とする東アジア、北米、ヨーロッパ、チリの諸国が最高技術を駆使し協力して進めている国際プロジェクトです。

** アルマ(ALMA)とは、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計の略称です。

 
今回公開されたのは標高2,900mにある研究施設(OSF)で、パラボラアンテナのメンテナンスの様子や、望遠鏡を制御するコントロールルーム、研究室やアンテナのトランスポーター(運搬台車)などの見学が可能です。

 見学は毎週土曜と日曜、1日40人を定員として行われております。

 朝09:00にサンペドロ・デ・アタカマ博物館からアルマ望遠鏡施設の専用バスに乗車し、13:00頃に博物館へ戻ってくる行程です。

 一方、安全上の理由により、標高5,000mにあるアルマ望遠鏡の山頂施設(AOS)は一般公開されておりません。

 また、アタカマには天体観測が出来る施設があり、観測ツアーを実施しているホテルもあります。この地で天体を観てみたいという方には、このようなホテルもお勧めです。

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なお今年2015年9月28日には、ボリビア、チリなどで皆既月食を観ることが出来ます。

 チチカカ湖近くのホテルにも天体観測が出来るホテルがあり、アルマ望遠鏡の施設を見学した後にチチカカ湖やウユニでの皆既月食を観るという行程もお勧めです。


情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会