中部、小型ジェット着陸割引を延長、フジドリーム就航など期待
中部国際空港は2011年度から実施している、国内線で運航される100席以下の小型ジェット機に対する着陸料の割引制度を、2015年度と2016年度についても実施する。同制度は、機材の小型化への対応や、航空ネットワークの拡大に向け、新規就航や増便を対象に着陸料を80%割り引くもので、今回が2回目の更新となる。
同制度の利用例としては、2014年夏ダイヤにおけるアイベックスエアラインズ(FW)の中部/仙台便の増便があり、この時は週2便から週3便に増やしている。同空港では、2016年以降に就航を検討しているフジドリームエアラインズ(JH)のネットワークなどを取り込みたい考え。
なお、中部空港が旅客便に対して実施している割引制度は、これが唯一のもの。現時点では、中型機や大型機を対象とした割引制度の導入については検討は進んでいないという。