14年の世界の宿泊料金は3%増-日本主要都市は2桁増に、Hotels.com
Hotels.comは3月23日、2014年の世界の主要都市にあるホテル宿泊料金の調査結果を発表し、世界の平均宿泊料金は前年比3%増になったと報告した。調査は、2014年に同社サイトを通じて世界中の旅行者が実際に支払った1泊1部屋あたりの宿泊料金を調べ、調査を開始した2004年の実績を100として比較し「Hotel Price Index(HPI)」を算出するもの。2014年のHPIは113で2008年の水準に戻ったが、2007年の最高記録の117には届かなかった。
地域別では、北米のHPIが5%と過去最高の上昇率で、HPIは116に。カリブ海地域とヨーロッパ、中東地域は4%上昇した。カリブ海地域のHPIは過去最高の137で、前年のHPIを6ポイント上回った。ヨーロッパと中東地域は2007年以来最も高い上昇率で、HPIはともに108となった。中南米は2%増加し、HPIは過去最高の131に。太平洋地域は前年同様横ばいでHPIは123、アジア地域は前年同様2%低下し、地域別では唯一下落した。アジア地域のHPIは104だった。
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