国内旅行業況、2年ぶりにマイナス-次期はプラス予想
▽次期は再びプラスに、北陸新幹線などに期待
2015年4月から6月については9ポイント増の7を見込む。3月14日の北陸新幹線開業に続き、4月の高野山の本尊特別開帳、姫路城の新天守閣オープンなどのイベントが続くことから、予約の好調を見込む。
業態別では、国内旅行ホールセラーがマイナス40から30ポイント増加してマイナス10に。総合旅行会社とリテーラー1についても2桁増を予想する。
方面別では、北陸新幹線で接続される東京と北陸は、それぞれ4ポイント、24ポイントの増加を見込む。その他も総じて上昇傾向が見込まれ、いずれも増加または前年並みを予想。減少は3ポイント減の九州のみとした。
団体旅行では前期から反転して、全区分で4ポイントから8ポイントの増加を見込む。個人観光旅行はシニアが引き続き12ポイントを維持するほか、ファミリーとOLも微増する予想だ。