ジェットスターJとバニラ、15年夏ダイヤで一部先行販売

  • 2014年12月21日

 ジェットスター・ジャパン(GK)とバニラエア(JW)は12月18日14時から、2015年夏ダイヤ(2015年3月29日~10月24日)の航空券の一部先行販売を開始した。顧客の早期予約需要の取り込みをはかるためのもの。

 GKは早期予約需要が高い5路線として、成田/新千歳、関空、福岡、那覇線と関空/新千歳線を対象に設定。JWは成田/台北(桃園)、香港、高雄線の国際線3路線と成田/札幌、那覇線の国内線2路線を対象に販売する。

 運賃は、GKは通常期スターター運賃の最安値で成田/新千歳線が5990円から、関空線が5190円から、福岡線が7390円から、那覇線が7490円から、関空/新千歳線が5690円から。なお、15年4月8日以降の成田空港発着便については、第3旅客ターミナルを利用する。

 JWはシンプルバニラで成田/台北線が7290円から、香港線が8890円から、高雄線が7290円から、新千歳線が4990円から、那覇線が5990円から、奄美大島線が5690円から。JWではレジャー、リゾート旅行の需要が高まる夏ダイヤは、昨年比で運賃の下限を約30%引き下げるとしている。

 また、各路線の顧客の要望や荷物の量などの差を考慮し、シンプルバニラ、わくわくバニラ運賃で受託手荷物料金にエリア制を導入。20キロまでの受託手荷物料金として、国内線は2000円、成田/台北、高雄線は3000円、成田/香港線は4000円とした。このほか、座席数限定のリラックスシートの需要の高さを考慮し、コミコミバニラ運賃の無料座席指定の範囲をスタンダードシートに限定した。