トップツアー、10月の海外旅行は2.5%増、団体が4.9%増
トップツアーの10月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比2.5%増の29億2593万円となった。団体旅行は教育旅行が35.8%減と大幅に減少したが、一般団体は18.9%増で、全体では4.9%増と前年を上回った。
一方、個人旅行では自社企画商品が15.5%増と増加したが、他社企画商品が17.6%減となったため全体は16.5%減と前年割れ。その他の個人旅行は2.9%増と伸長した。
取扱人数は海外旅行全体では0.6%増と前年並み。団体旅行は2.7%減で、企画商品も4.8%減となりいずれも減少した。
方面別では、団体旅行は香港が486.0%増と最も伸長。次いで、グアム・サイパンが149.1%増、北米が44.6%増、大洋州が23.7%増、ハワイが18.2%増、欧州・ロシアが9.1%増と前年を上回った。個人旅行はシンガポールが41.7%増、グアム・サイパンが21.3%増、ハワイが12.0%増、韓国が10.3%増、台湾が4.1%増と増加した。
なお、海外旅行以外では、国内旅行が14.2%増の104億562万円で、訪日旅行が32.0%増の5億8492万円。総取扱額は12.2%増の139億9462万円となった。国内、訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。