エジプト、カイロ市内の状況(12、09現在)
現政権に反対するデモが2014年11月28日にエジプト各地で行われるという情報が事前にあったものの、それほど大きなものにはなりませんでした。また、その翌日11月29日にはムバラク元大統領の革命時の大量殺害に対する無罪判決が出され、それに抗議するデモが各地で行われましたが、こちらもそれほどの混乱もなく収束し、一般生活に支障が出ることはありませんでした。
エジプトにおいて日本人マーケットに携わる旅行関連業者からなる「エジプト日本旅行業連盟」(JTUE: Japanese Travel Union of Egypt)では、加盟の現地旅行会社5社合同で2014年12月09日(火)にカイロ、及びギザを視察して参りました。その様子を以下にご案内させていただきます。
視察は午前中に行ったこともあり、観光地も全体的に空いておりましたが、どこも警備が厳重にされてテロ対策に力を入れていることが感じられました。
また、12月09日はデモなども全く見かけず、街の様子はいつも通り落ち着いており、行き来する人々も穏やかな様子で、緊迫感や問題などは全く感じられませんでした。
この情報をエジプトへの旅行計画の判断材料として、お役立ていただければ幸いです。
情報提供:エジプト日本旅行業連盟 (JTUE)、日本海外ツアーオペレーター協会