KNT-CT、9月海外は9%減-個人旅行10%増、クラツーも増加
KNT-CTホールディングスの2014年9月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比9.2%減の147億6218万円となった。団体旅行は4.7%減の30億9995万円。企画旅行も18.4%減の75億5253万円となったが、個人旅行は9.8%増の41億970万円と増加した。
団体旅行のうち、一般団体は昨年取り扱ったスポーツイベントや国際会議の反動などにより5.5%減の24億5920万円となった。学生団体は修学旅行が好調だったものの、前年に取り扱った大型語学研修の反動により、1.6%減の6億4075万円とこちらも前年を下回った。
企画旅行では、ホリデイは東アジア方面を中心に全般的な不調が継続。各方面ともに低価格帯商品のラインナップを縮小させたことなどから、47.6%減の20億342万円と大幅に減少した。一方、クラブツーリズムはヨーロッパやアメリカ、オセアニアなどの主要エリアが牽引し、2.4%増の55億3728万円となった。
海外旅行以外では、国内旅行が3.5%増の282億2519万円、外国人旅行が11.5%増の8億5237万円とそれぞれ増加。関連商品などを合わせた総計は1.1%減の445億2056万円となった。国内旅行の詳細は別途掲載(下記関連記事)。