観光庁、「嵐」起用し再び訪日プロモ映像、パンフも配布
観光庁はこのほど、日本や東アジア諸国で人気の高いアイドルグループの「嵐」を起用し、訪日旅行促進に向けたプロモーションビデオとパンフレットを制作した。11月から放映と配布を開始する。観光庁は2010年4月から同グループを「観光立国ナビゲーター」として起用。2011年には、東日本大震災で減少した訪日外国人旅行者の誘致促進を目的としたビデオを制作している。
ビデオとパンフレットは、外国人旅行者への情報提供および地方都市への誘致促進を目的としたもの。「おもてなしニッポン」をテーマに、旅館の下足番、土産屋の売り子、板前、庭師、銭湯絵師に扮した嵐のメンバーが、訪日旅行の魅力を紹介する。
ビデオは180秒、60秒、30秒の3種類を制作。日本政府観光局(JNTO)のウェブサイトや航空機内などで放映する。パンフレットはB5版で全24ページを予定しており、英語、中国語簡体字・繁体字、韓国語の4言語で計30万部を発行。海外の現地旅行会社を介して一般消費者に提供するほか、海外の国際旅行博などでも配布する。