ホテル日航大阪、3ヶ年の客室改装計画-訪日、家族層対応強化

  • 2014年10月27日

 ホテル日航大阪は2014年度下期から、「客室改装3ヶ年計画」を開始する。客室の約半数を開業以来初めて全面リニューアルするもので、訪日外国人やファミリー層への対応強化をはかる。

 同ホテルでは今年4月、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアライアンスホテルに加盟。パートナー化で増えたファミリー層に対応するため、5月にはシモンズ社のスタッキングベッドを設置したトリプルルームを54室増やした。また、年々増加傾向に有る訪日外国人向けの対応として、3月からは朝食で、和定食に加え和食ブッフェの提供を開始したところだ。

 3ヶ年計画では、引き続きファミリー層や、東南アジア諸国への訪日ビザ要件緩和などを受けて増加する訪日外国人の多様なライフスタイル、ニーズへの対応をはかる。心斎橋駅8号出口直結というロケーションの良さに加え、快適性の向上により、競合ホテルとの競争力を高めていく考えだ。

 改装は20階以上の客室が対象となる予定で、まずは10月末から来年2月、3月にかけて1フロア分を改装する計画だ。デジタル環境や客室のデザイン、水回りなども改装する。計画の詳細は後日発表するという。