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スカイスキャナー、欧州空港WiFi調査、完全無料提供は半数以下

  • 2014年10月27日

 旅行検索サイトのスカイスキャナーはこのほど、ヨーロッパの主要国際空港50空港におけるWiFiサービスの提供状況をまとめた。発着便数の多い上位50空港について調査したもので、それによると、WiFiサービスを無料および時間無制限で提供している空港は、パリのシャルル・ド・ゴール空港やローマのフィウミチーノ空港などの24空港にとどまり、半数に満たなかった。

 無料で接続できる一定の時間を設け、超過した場合に有料としているのは24空港。最も発着便数が多いロンドンのヒースロー空港の無料接続時間は45分で、その後は1時間あたり3ポンドを課金。バルセロナやマドリッドの無料接続時間は15分だった。

 無料で接続できる時間を設けず、完全に有料としているのはベルリンのテーゲル空港、イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港の2空港。一方でこれら2国でも、フランクフルトやイスタンブールのアタチュルク空港などは無料および時間無制限でWiFiサービス提供している。料金が最も高いのは、デュッセルドルフとリスボンで2時間あたり8ポンドだった。

 同社がヨーロッパの旅行者を対象に実施した調査では、回答者の3分の1が1時間あたり1ポンドまでならWiFiサービスを有料で使用してもよいと回答。71%が国際空港における無料WiFiサービスについて、「重要」または「きわめて重要」と回答したという。