JATA、訪日ツアオペ認証制度、第4期は2社追加
日本旅行業協会(JATA)が運営する訪日事業に関わる「ツアーオペレーター品質認証制度」で、このほど第4期として新たに2社が認証され、合計認証会社数は40社となった。このうち、JATA会員は36社、全国旅行業協会(ANTA)会員は3社。残り1社は中華人民共和国訪日観光客受入旅行会社連絡協議会(中連協)に加盟している。
JATAでは2013年3月に認証制度を立ちあげ、訪日事業に携わるツアーオペレーターの品質を高め、旅行商品の質を引き上げることを目的に活動している。2014年度は制度自体の内容の充実に取り組んでおり、公式ウェブサイトを増強。昨年度は日本語と英語のみで展開していたが、今年度から韓国語、中国語繁体字、簡体字も増やした。加えて、ウェブサイトに掲載しているお勧めコースを昨年度の2コースから12コースに拡充した。
さらに、4ヶ国語でパンフレットも作成し、海外で開催される商談会などの現地イベントに参加し、認証制度の告知活動も実施中だ。イベントではJATAでは推薦の旅行会社リストとして、認証取得旅行会社を紹介する取り組みもおこなっているという。直近では9月にマレーシアで開催される旅行博「MATTA」に参加しており、今後は11月に上海で開催される中国国際旅游交易会(CITM)にも出展する予定だ。
なお、第5期の申請受付は2015年1月1日から31日まで。それ以降は年に1回、毎年1月に申請を受付、4月1日に認証結果を公開する予定だ。