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14年上半期の宿泊施設倒産は42件で19件減、負債総額も18.7%減に

  • 2014年10月9日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2014年上半期(4月~9月)の宿泊業の倒産件数は42件で、前年同期の61件から19件減(31.1%減)となった。負債総額は18.7%減の288億9200万円となった。東日本震災関連の倒産件数は9件だった。

 上半期の大型倒産では、佐賀県の鳥栖観光開発が会社更生法適用で負債総額39億5600万円、石川県の能登観光ホテルなおきが取引停止処分で負債20億円、北海道のケーアンドケーが特別清算で負債18億円となった。

 9月単月の倒産件数は5件で、前年の8件から3件減少した。負債総額は71.2%減の21億4300万円。東日本大震災関連の倒産は1件となった。負債が最も大きかったのは北海道で「ホテル知床」を運営していたケーアンドケーだった。