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ツーリズムEXPO、主催者ブースで海外旅行50周年展示、休暇・旅行動向調査も

  • 2014年9月18日

 ツーリズムEXPOジャパンは9月17日、主催者ブースの出展内容を公開した。主催者ブースでは日本旅行業協会(JATA)、日本観光振興協会(日観振)それぞれが展示を実施。JATAでは「日本人の渡航自由化から50年 海外旅行が拓く未来への1ページ」とし、海外旅行自由化50周年を記念した企画展示をおこなう。

 展示では、「兼高かおるさんのパネルで振り返る海外旅行」として、「世界一周早周り」「兼高かおるさんが旅した国々」「イメージ写真」を用意。また、「年表で振り返る50周年」として、今年50周年の「サイボーグ009」とコラボレーションし、朝日新聞の記事ととともに時代を振り返る展示をおこなう。さらに、トラベルグッズやアイテムも展示。昔のアメニティバッグや当時のガイドブッグ、CM、香水、ウイスキーボトルなどをディスプレイする。このほか、「海外旅行への誘い『未来へのメッセージ』」として、著名人のメッセージを写真やサインとともに展示する。

 一方、日観振では「『1ウィークバカンス』で深呼吸しよう!あなたと日本を元気にする旅 ディスカバケーション」と題し、同協会が訴求する、少し長めの休暇を取得し過ごす「1ウィークバカンス」と、地域と企業が連携して提案する、宿泊・滞在して日本を堪能する着地型の旅「ディスカバケーション」をアピールする。

 ブースでは、1ウィークバカンスの旅行川柳コンテストの投句を受け付ける。同コンテストは今年3回目の開催で、「長期休暇」「長期旅行(長旅)・家族旅行」のテーマで川柳を募集。上位20作品に旅行券や宿泊券を贈呈するもので、10月31日まで実施中だ。日観振によると毎年約8000件の応募があるといい、今年は1万件をめざす。ツーリズムEXPOジャパンでコンテストの認知度向上をはかる考えだ。

 また、旅行・休暇動向アンケートも会場内で実施。回答者に景品が当たる抽選会もおこなう。結果は12月までに取りまとめて発表する予定だ。さらに、「ディスカバケーション」お勧めツアーも紹介する。同ツアーは着地型商品に移動を組み合わせたツアーで、2泊以上連泊する商品を現在30コース用意。このうち、ジェイティービー(JTB)、近畿日本ツーリスト(KNT)、日本旅行、ジャルパック、ANAセールス、トップツアーの6社の商品を取り上げる。

 このほか、海島遊民くらぶ代表取締役の江崎貴久さんのトークショーや、ふじやまミュージアムの「富士山アイスクリームスプーン作り」体験を実施。1ウィークバカンスのキャラクター「シロクマ君」の着ぐるみも登場する。