阪急交通社グ、6月の海外旅行は10.8%減-業務渡航2社は2桁増

  • 2014年8月18日

 阪急交通社グループ3社(※)の2014年6月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比10.8%減の240億3833万円だった。このうち阪急交通社は13.2%減の211億8058万円、阪急阪神ビジネストラベルは13.0%増の30億865万円、阪神トラベル・インターナショナルは14.7%増の3億6316万円だった。

 主力の阪急交通社では、台湾とシンガポールが好調に推移したが、中国や韓国の落ち込みが響いた。その他の方面も伸び悩み、欧州やアメリカ、オーストラリアは前年並みだった。一方、阪急阪神ビジネストラベルはインド、ベトナム、シンガポール、香港で先月に続き前年超え。阪神トラベル・インターナショナルでは北米が好調だったという。

 なお、国内旅行は2.6%減の113億128万円、外国人旅行は246.4%増の1億5605万円、総取扱額は7.4%減の366億4048万円だった。国内旅行の詳細は別途掲載(下記関連記事)。