楽天トラベル、英語サイト刷新で本格的な多言語化開始、年内20ヶ国語へ
楽天は7月11日、楽天トラベルの英語サイトをリニューアルした。拡大を続けるインバウンド事業の更なる強化に向け、デザインや機能の簡略化などを進めたもので、今後は新たに制作したフォーマットを既存の韓国語、中国語繁体字・簡体字サイトにも適用していく。また、これまで取り扱ってこなかった東南アジア諸語などについてもウェブサイトを開設し、年内に全20ヶ国語をラインナップする計画だという。
そのほか、今回のリニューアルではモバイル機器への対応についても改良を進め、PCサイトのコンテンツをモバイル機器でもフルに利用できるようにした。
同社によれば、今年4月のインバウンド取扱実績は昨年同月比94.8%増。人気が集中する関東・関西間ルート以外のエリアも大きく伸びており、特に岐阜県は、高山が台湾市場やタイ市場で人気を集めていることなどから、同92.1%増に成長したという。