イタリア、ピエモンテのブドウ畑が世界遺産に、同国50件めの登録

  • 2014年7月1日

 イタリア政府観光局(ENIT)はこのほど、カタールのドーハで開催された第38回ユネスコ世界遺産委員会において、「ピエモンテの葡萄畑の景観:ランゲ・ロエロ・モンフェッラート」が世界遺産に登録されたと伝えた。同国の世界遺産としては50番目の登録となる。

 ランゲ・ロエロ・モンフェッラートは同州の南部に広がる丘陵地帯で、バローロやバルバレスコを始めとする良質の赤ワインの生産地として知られている。今回の登録に含まれるのは、バローロ村のあるランガ地区、バルバレスコ村の丘陵地、ニッツァ・モンフェッラートとバルベーラ、カネッリ村とアスティ・スプマンテ、インフェルノットのモンフェッラート、グリンザーネ・カヴール城の6地域。