フンヌ・エアー、羽田/ウランバートル間でチャーター、夏に週2便で

  • 2014年6月23日

エアバスA319型機 モンゴルのフンヌ・エアー(MR)は、今年8月2日から9月2日までの毎週火曜日と土曜日に、羽田/ウランバートル間で定期チャーター便を運航する計画だ。お盆期間の需要を見込んで8月12日発、17日着のチャーターを1本追加しており、計11本を予定する。

 今回の羽田発着チャーターは、14年夏ダイヤ期間について、羽田空港の昼間時間帯の未使用枠がITCチャーターに開放されたことを受けたもの。MRの日本地区総代理店を担当するステラ・ジャパンによると、国土交通省から羽田のスロットは確保済み。現在運航に向けて認可申請中だという。機材はエアバスA319型機で、座席数はビジネスクラス12席、エコノミークラス108席の全120席。日本人キャビンアテンダントが乗務する。

 チャーターは双方向で実施。日本発が約8割、モンゴル発が最大で2割となる見込みだ。すでにジェイティービー(JTB)、エイチ・アイ・エス(HIS)、エス・ティー・ワールド(STW)、風の旅行社、旅工房、日本エアービジョンが商品を造成しており、販売状況はお盆を中心に好調に推移。日本発が出発しやすい昼時間帯であることから利便性が高い点が評価されているという。

 また、MRでは7月10日から8月31日にかけて、地方空港からのチャーター便12本の運航も計画中。発着地は新潟、福島、関空、静岡、松本、福岡、岡山、広島、高松、沖縄の各空港で、新潟と静岡は2本予定しているという。

 羽田発着チャーター便のスケジュールは以下の通り。

▽MR、羽田/ウランバートル線運航スケジュール
・8月2日~9月2日
MR7001便 ULN 02時35分発/HND 08時10分着(火、土)
MR7002便 HND 13時35分発/ULN 17時45分着(火、土)
・お盆追加分
MR7004便 HND 14時55分発/ULN 19時05分着(8月12日)
MR7003便 ULN 04時20分発/HND 08時50分着(8月17日)