JATA、14年度は「価値創造産業への挑戦」-業法・約款改正の取組継続
日本旅行業協会(JATA)は6月18日、第58回定時総会を実施し、2013年度事業報告、収支決算報告を決議するとともに2014年度の事業計画と収支予算書を報告した。
JATAではすでに2016年度までの3ヶ年の目標を設定し、観光立国・ツーリズム発展に向けてのJATAの政策目標、観光立国・大国実現に向けた業界目標をすでに発表済み(記事参照)。2014年度はこれに基づき、「価値創造産業への挑戦」をキャッチフレーズに以下の8つの基本方針を設定。政策検討・提案力、組織力、人材獲得と育成力、事業の推進力、旅行需要創出力、法定業務執行力、ブランド力の「7つの力」で、目標と方針達成をめざす。
<8つの基本方針>
(1)業界の健全な発展のために休暇制度の改革提言などの旅行機会創出や経営基盤強化に向けた環境整備の取り組み
(2)ネット流通やグローバル化推進に対応する施策検討
(3)ツーウェイツーリズム促進による旅行会社の取り扱い拡大・旅行需要創出
(4)安心安全の旅の提供と危機管理をセットにしたリスクマネジメント、コンプライアンス徹底への取り組み
(5)「旅の力」を活用し、地域とともに旅行による地域経済活性化促進
(6)優秀な人材獲得と人材育成による産業競争力の向上
(7)オールジャパンジャパンでツーリズムEXPOジャパン2014を企画・推進
(8)旅行業の社会的公共性、地位確立に向けたCSV(共通価値の創造)活動への取り組み
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