ツーリズムEXPOジャパンロゴ　日本観光振興協会（日観振）と日本旅行業協会（JATA）によると、9月25日から28日まで東京ビッグサイトで開催する「ツーリズムEXPOジャパン」で、出展コマ数が1500を上回る見通しで、来場者も15万人を目標に掲げ、世界最大とされる「ITBベルリン」の17万人超に迫る規模をめざす。

　5月21日現在で確定しているコマ数は1200コマ以上で、特に国内が630コマ。2013年に個別に開催した日観振の「旅フェア日本」とJATAの「JATA旅博」で出展された国内関係の合計コマ数をすでに上回っているという。

　会場は、過去のJATA旅博では東京ビッグサイトの東6ホールのうち最高でも3ホールのみを使用していたが、今年は観光庁が主催する「VISIT JAPAN トラベルマート2014」の1ホールを含めて全6ホールを貸切。各ホールでは世界150ヶ国・地域から出展者が集まる展示会と海外、国内、訪日の商談会などを実施。

　さらに会議棟を利用して、国連世界観光機関（UNWTO）事務局長のタレブ・リファイ氏による基調講演や、東京オリンピック・パラリンピックを念頭に置いた「メガイベントを利用した観光振興」のパネルディスカッション、アジア旅行市場の分析や海外、国内、訪日の市場成長に向けたシンポジウムをおこなう。

　このほか、前夜祭「JAPAN NIGHT」の東京国立博物館での開催も計画。1500名以上の来場を見込む。