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プリンセス、就航記念式典を開催、業界向け体験クルーズに約2000名

  • 2014年4月16日

プリンセス・クルーズ社長のスワーツ氏が、周防正行監督と草刈民代さんご夫婦にダイヤモンド・プリンセスのクルーズを贈呈  プリンセス・クルーズは4月17日から開始する2014年の日本発着クルーズにあわせ、今年から配船となるダイヤモンド・プリンセスの就航記念式典と旅行業界向けの体験クルーズを4月15日に実施した。1泊2日の体験クルーズには、旅行会社や報道関係者など約2000名が乗船し、クルーズサービスを実体験した。

 プリンセス・クルーズ社長のジャン・スワーツ氏は記念式典で、「2014年はサン・プリンセスに加え、ダイヤモンド・プリンセスとの2隻を投入することで拡大のシーズンになることを期待している」と、2年目のシーズンへの意気込みを語った。

多くの旅行会社や報道関係者が集まった  ダイヤモンド・プリンセスは日本配船にあわせ、洋上最大規模の日本式風呂「泉の湯」や寿司レストランの設置、ショッピングエリアの拡充など、約30億円の大規模な改装を実施している。スワーツ氏は、「ダイヤモンド・プリンセスには日本のクルーズ市場に対する弊社の強い思いが反映されている」と述べ、プログラムや施設、アメニティ、サービスも日本人の趣向を意識して整えたこともアピールした。

 さらにスワーツ氏は、日本向けのクルーズ施設や体験の質の高さ、日本のユニークな寄港地などに対して、海外のクルーズ客の注目が高いことを説明し、「インバウンドを増やす日本の国家目標や地域活性化への貢献度も高い」と強調。国内20港への寄港などにより、2シーズンの運航で、日本の地方経済に対して100億円の経済効果が見込まれるという。


▽豪華ゲストが登場・華やかに2014年シーズンのスタートを祝福

ブルーカーペットに登場した神田うの氏  記念式典には、スペシャルゲストとして映画「Shall we ダンス?」監督の周防正行氏と女優の草刈民代氏のご夫婦が登壇。プリンセス・クルーズが、クルーズの新しい旅とライフスタイルの楽しみ方を「Shall We Cruise?」をコンセプトに紹介していくことから、「Shall We Cruise?」をテーマにしたトークショーを実施した。

 また、歓迎レセプションにも両氏のほか、人気モデルの道端ジェシカ氏、ウェディングドレス・デザイナーの神田うの氏、写真家・映画監督の蜷川実花氏、米国歌手のソニア・ラオ氏が登場。ラオ氏は歌のステージも披露した。