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羽田国際線、就航相次ぐ-外航各社、記念式典開催

  • 2014年4月2日

(左から)前フィリピン駐日大使のドミンゴ・シアゾン氏、PR運航部門上級副社長のイスマエル・ゴゾン氏、東京国際空港ターミナル(TIAT)代表取締役社長の櫻井正志氏、フィリピン大使館次席大使のギルバート・アスケ氏、PRコーポレートコミュニケーションズ代表メリー・ジェン・ルラネス氏、マーケティング部門代表のルフィーノ・ファーミン氏
(左から)AF/KL日本支社東京国際空港支店長の原和夫氏、AF279便機長のカルロ・ノセラ氏、東京国際空港長の植木憲司氏、AF/KL日本支社支社長のリュック・ドゥラプラス氏、TIAT代表取締役社長の櫻井氏、AF279便チーフパーサーのディディエ・ポンティ氏、AF/KL日本支社日本・韓国地区空港業務本部長成田国際空港支店長のフランシス・マレ氏 羽田空港昼間時間帯の国際線発着枠の拡大にともない、3月30日、31日の2日間で外国航空会社4社が路線を開設した。フィリピン航空(PR)は3月30日にマニラ線を開設。初便はボーイングB777-300ER型機で運航した。

 3月31日にはエールフランス航空(AF)、タイ国際航空(TG)、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)が羽田線の運航を開始し、記念式典を開催。AFはパリ線の朝便、夜便の運航を開始。朝便は5月11日まで週3便で、5月12日から6月15日、10月18日から25日は週5便、9月1日から10月1日は週6便で運航。6月16日から8月30日、10月2日から16日はデイリー運航する。

 AFではパリ発の初便搭乗者全員に搭乗証明書を贈呈したほか、ファーストクラス、ビジネスクラスの乗客にはチョコレートやブックマークをプレゼントした。一方、羽田発初便搭乗者には搭乗証明書と記念の特製キーホルダーを配布した。

 運航機材は羽田発朝便がボーイングB777-200型機の309席、夜便がB777-300型機の303席を使用。AFによると、初便、予約状況ともに好調で、朝便はパリに13時20分につくことから乗り継ぎ利便性が高く、以遠需要に人気。夜便はビジネス客を中心に好調だという。一方、成田/パリ線についても順調に予約が伸びており、想定していたほど羽田の影響は受けていないとの考えだ。

(左から)TG683便機長、TG日本、韓国、北米地域統括本部長のノン・カリンタ氏、駐日タイ王国特命全権大使のタナティップ・ウパティシン氏、大使夫人、東京国際空港長の植木氏、TIAT代表取締役社長の櫻井氏、TG成田空港支配人のスタスパン氏 TGは羽田午前発のバンコク線の運航を開始。運航機材はボーイングB747-400型機。初便の搭乗者数は羽田発が約200名。タイ発もほぼ満席だったという。TGは羽田深夜発便をデイリー運航しており、これにより羽田線は1日2便のダブルデイリーとなった。

 LHもミュンヘン線、フランクフルト線を開設し、同日記念式典と記者説明会を実施(関連記事参照。運航機材はボーイングB747-400型機。搭乗者数と搭乗率をみると、ミュンヘン線はミュンヘン発が297名で97%、羽田発が257名で84%。フランクフルト線はフランクフルト発は満席、羽田発は216名で61%だった。