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13年の出国者数、5.5%減の1747万人-訪日は24.0%増の1036万人

  • 2014年1月19日

 日本政府観光局(JNTO)によると、2013年の日本人出国者数の推計値は前年比5.5%減の1747万3000人となった。

 13年は1月は2.2%増と前年を上回ったが、2月から前年割れとなり、4月から6月は2桁減で推移。上半期累計では7.9%減の825万2583人だった。

 下半期は7月から9月は徐々に減少幅が狭まり、10月は1.7%増と増加するも、11月は2.4%減と再び減少。12月の推計値は2.8%増の147万6700人と増加し、下半期累計は3.2%減の922万人となった。

 一方、訪日外客数は24.0%増の1036万3900人と過去最高を記録。1月は1.9%減と前年を下回ったが、2月から12月は2桁増で推移。1000万人を達成した12月は25.4%増の86万4600人だった。

 JNTOによると、13年は円高是正、東南アジアの訪日ビザの緩和、継続的なビジット・ジャパンプロモーションの展開、LCCなどの新規就航による航空座席供給量の増加などがあり、訪日外客数が増えた要因になったという。市場別では台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、豪州、フランスが年間で過去最高となった。

 一方、韓国は原発汚染水問題などの影響で夏以降減少。年間では20.2%増の245万6100人と前年を上回ったが、12月は8.6%減の18万2800人だった。

▽訂正案内(1月23日18時 編集部)
訂正箇所:6段落目第2文
誤:年間で7.8%減の131万4500人と唯一減少し、12月も・・・

正:年間では20.2%増の245万6100人と前年を上回ったが、12月は・・・