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クラツー、宇宙旅行会社を設立、第3種申請予定

  • 2014年1月8日

 クラブツーリズムは1月6日、宇宙旅行を専門に扱う子会社「クラブツーリズム・スペースツアーズ」を設立した。クラツーは2005年から、英国のヴァージン・グループが手がける宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック」の公式代理店として、有人弾道宇宙旅行を国内で独占的に販売。これまでは専任部署で事業を展開してきたが、ヴァージン・ギャラクティックの商業運航開始が近づいていることから、専門会社を設立した。

 ヴァージン・ギャラクティックは、すでに米国連邦航空局(FAA)から運航免許を取得済みで、2014年末にも商業運航の開始が見込まれるという。運航開始後10年間の取扱人数は累計3万人との予測で、クラブツーリズムではそのうち約900名を日本から送客したい考えだ。すでに世界全体で約600名、うち日本人18名が予約済みという。

 クラブツーリズム・スペースツアーズの代表取締役社長には、クラブツーリズムで宇宙旅行部長を務めていた浅川恵司氏が就任。資本金は2500万円。第3種旅行業登録を申請する予定だ。