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デルタ航空、シアトル/フェアバンクス、バンクーバー線開設-14年に

  • 2013年12月8日

 デルタ航空(DL)は2014年、シアトル/フェアバンクス、バンクーバー線を開設する。フェアバンクス線は5月29日から、バンクーバー線は6月5日から運航を開始する計画だ。

 フェアバンクス線は夏期間限定のデイリー運航とし、ボーイングB737-800型機を使用。バンクーバー線は地域路線を運航するデルタ・コネクションのスカイウエスト(OO)で週5便の運航。機材はCRJ-900型機で76席。両路線ともファーストクラス、エコノミークラスの2クラス制で、エコノミーコンフォートシートも設けた。また、機内ではWi-Fiの利用が可能だ。

 DLではシアトルを国際線の玄関口と位置づけて路線の拡大を進めており、乗継需要を見込み国内線も強化している。今回の2路線開設もその一環だ。国際線は、シアトル担当副社長のマイク・メデイロス氏によると「14年夏までに、アジアの10大都市のうちの5都市と、ヨーロッパの3大都市への直行便を運航する」計画。長距離路線全線にフルフラットベッドシートを導入しているという。

 現在DLはシアトルから成田、羽田、北京、上海、アムステルダム、パリへ国際線を運航しており、14年3月にはヒースロー線、6月には香港とソウル線を開設する予定だ。

 なお、国内線では、このほどアンカレッジ、ラスベガス、ロサンゼルス、オレゴン州ポートランド、サンディエゴ、サンフランシスコについて、新路線の開設や増便を発表している。