秋はタイが一番人気、ハワイや台湾も、JATA会員社員アンケート
日本旅行業協会(JATA)がこのほど会員会社312社の社員342名を対象におこなった調査で、9月と10月の海外旅行で最も人気の高い方面はタイであった。全世代に人気がありリピーターも増えているという。
また、シンガポール、ベトナムも10位以内に入るなど東南アジア各国が人気で、15位以内では6ヶ国がランクインした。2位はハワイで、ファミリーやシニア夫婦、ウェディングなどの需要が集まり、こちらも全世代に人気。3位の台湾は治安が良いことからグループ旅行が回復してきている。
ランキング以外の傾向としては、シニアのクルーズが増加傾向にあるほか、シニアのパッケージツアーへの一人参加も増加。また、スリランカで遺跡を巡るツアーもシニアを中心に増えている。
なお、国内は、東京、北海道、沖縄、東海、京都の順に人気。傾向としては、「孫割」「子供割」の設定により3世代旅行の需要が取り込めているという。