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阪急交通社、14年春のチャータークルーズ完売、第2弾設定

  • 2013年8月25日

 阪急交通社は2014年のゴールデンウィークに、プリンセス・クルーズのサファイア・プリンセスを単独チャーターする。同社ではトラピックスが2014年に25周年を迎えることから今年5月から、2014年4月21日出発のサン・プリンセスのチャータークルーズ商品を販売。これが約2ヶ月で完売したといい、今回は第2弾としてサファイア・プリンセスの商品を設定した。

 サファイア・プリンセスは2004年に三菱重工長崎造船所で建造された船で、日本で建造された中では最大の客船。乗客定員はサン・プリンセスが2022名なのに対して、サファイア・プリンセスは2670名となっている。

 阪急交通社が今回設定した商品は、大阪港出発で、沖縄、長崎、釜山、鹿児島を8日間で巡るもの。船内には約50名の阪急交通社スタッフを乗船させ、船内新聞や船内放送、食事メニューなどを日本語で案内する。旅行代金は2名1キャビン利用の場合で14万円から69万円とした。

 阪急交通社によると、サン・プリンセスのチャータークルーズを予約した顧客を年代別に分類すると60代が41%、70代が39%、50代と80代が7%と上位を占めた。阪急交通社全体では、2012年の実績として50代が18%、60代が40%、70代が21%となっており、クルーズがシニア層に受け入れられている傾向が見える。

 なお、また、同じく2014年ゴールデンウィークにセレブリティ・クルーズのセレブリティ・ミレニアムのチャータークルーズも予定している。