ジャルパック、下期の国内商品発売-上期は2%増見込む

  • 2013年8月1日

 ジャルパックは7月30日、2013年度下期の「JALパック」国内ツアー商品を発売した。2013年度のダイナミックパッケージを除く国内ツアーの送客目標は、前年並みの107万名。上期は計画対比で2%前後の増加となる見込みだ。下期は上期商品を顧客視点で見直し、「JALパックならでは」のプランを増設。安心と品質に更にこだわった「いい旅、あたらしい旅。」を提供していく。

 方面別では、北海道で道内6空港で食事や買物に利用できるようにしたほか、人気スイーツとの引き換えも可能な「JALパックスペシャルチケット」を新設。スイーツをテーマにした「あま~い北海道」も新設定した。東北では、大阪発「温泉紀行」として、秋田県の鶴の湯温泉と、青森県の古牧温泉を訪れるツアーも企画した。

 「東京ストーリー+横浜」では、東京観光に新しいメニュー22種類を用意。「ハイヤー観光」ではJALパックオリジナルコースとして「東京テレビ巡り」「朝の東京体験」コースなどオーダーメイドプランも設けた。このほか、元タカラジェンヌが美のアドバイザーとして参加する「BIOKURA(ビオクラ)」や、お台場のレゴランド、横浜のカップヌードルミュージアムを訪問するメニューも設定した。また、「JALで行く 東京ディズニーリゾート」では、パーク内の豪華客船「S.S.コロンビア」のスペシャルランチ確約コースを用意した。

 このほか、関西、南紀、山陰、山陽、四国では、利用便の時間帯による料金の差額をなくし、利用者が好きなフライトを選べるようにした。九州、奄美群島、屋久島、種子島では観光列車「おれんじ食堂」や「A列車」に乗るツアーを設定。沖縄ではオリジナルバス「JALライナー」のコースを新設し、首里城や斎場御嶽などのパワースポットを巡る「首里・南部めぐり号」を10月1日から運行する。