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日本航空、上半期の国際線旅客は0.3%増、東南アジア好調

  • 2013年7月25日

 日本航空(JL)の2013年上半期(2013年1月1日~6月30日)の利用実績で、国際線旅客数は前年比0.3%増の368万7754人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)ともに3.6%増で、利用率は前年と変わらず74.2%となった。


 方面別で見ると、旅客数は東南アジアが10.0%増と好調。このほかでは、太平洋も1.7%増と前年を上回り、オセアニアと欧州は3%未満の減少に留まった。領土問題の影響が続く韓国は8.1%減、中国は13.7%減。また、グアムも11.1%減と2桁減となった。

 一方、利用率を見ると、最も高かったのはグアムで2.6ポイント増の80.2%となり、唯一8割を超えた。グアム以外では太平洋が1.7ポイント減ながら77.3%となったほか、欧州も1.2ポイント増の76.0%となった。韓国と中国では韓国が0.3ポイント減の74.1%であったのに対し、中国は11.7ポイント減の55.1%と低迷した。

 なお、6月単月では、旅客数が0.5%減の61万5744人、ASKが3.4%増、RPKが3.1%増で利用率は0.2ポイント減の77.0%。旅客数は東南アジアが9.7%増と引き続き伸びており、太平洋も3.3%増と前年超え。利用率は太平洋が82.8%と最も高く、次いで欧州が81.2%、グアムが79.2%などとなった。