「JATAの森」で下草刈り、56名参加-CSRの一環で

  • 2013年7月2日

JATA会員、事務局など56名が参加。下草刈りのあとは橋立鍾乳洞の見学も実施した 日本旅行業協会(JATA)は6月29日、埼玉県長瀞町宝登山にある「JATAの森」において、下草刈りを実施した。これは2009年からJATAが実施しているCSR推進活動で、植林や間伐の実施を通して環境保全をはかるもの。「JATA環境基金」で運営している。宝登山では2009年に植林を実施後、毎年初夏に下草刈りをおこなっており、今年が5年目となる。

1時間半にわたって下草刈りを実施 JATAの森は、2009年5月にJATAと埼玉県、長瀞町が締結した「埼玉県森づくり協定」に基づくもの。活動は5年間となっており、2009年にイロハモミジやサクラ、コナラなどを植樹したのち、下草刈りなど保育作業をおこなってきた。来年以降継続するためには協定を更新する必要がある。下草刈りでは長瀞町副町長の平健司氏が「(更に)5年経てば立派な木に育つ。継続して長瀞に貢献していただければ」と呼びかけた。

 これを受けてJATA社会貢献委員会副委員長でアルパイン・ツアー・サービス代表取締役会長の黒川惠氏は「副町長の要望もあり、JATAとしても前向きに受け止めている。委員会でしっかり考えていきたい」との考えを述べた。今後は社会貢献委員会を中心に継続について協議し、秋をめどに結論を出す予定だ。