日本航空、5月の国際線旅客は2.9%減、東南アジア好調

  • 2013年6月27日

 日本航空(JL)の2013年5月の輸送実績で、国際線旅客数は前年比2.9%減の58万7529人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)を3.4%増としたところ、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)が0.8%増に留まり、利用率は1.8ポイント減の71.1%となった。

 方面別旅客数では、韓国が16%減、中国が20.1%減と引き続き低迷しているほか、これまで堅調に推移してきた太平洋路線も2.2%減と前年割れ。旅客数がプラス成長したのは東南アジアの9.9%増、オセアニアの7.3%増のみとなった。

 東南アジアは利用率も1.5ポイント増と前方面で唯一改善。一方、利用率が最も高かった方面は太平洋路線で0.2ポイント減の78.6%であった。