日本旅館協会、4委員会立ち上げ 業界の課題に対応
日本旅館協会(佐藤義正会長)は、総合政策、女性経営者、経営強化、IT戦略の4つの委員会を設け、旅館業界を取り巻く課題に対応をするための活動を始めている。
総合政策委員会には大型旅館委員会(大西雅之委員長=阿寒湖鶴賀リゾートスパ鶴賀ウイング)、旅館委員会(小野善三委員長=綿善旅館)、ホテル委員会(三浦晃裕委員長=ホテル三浦華園)の3委員会を設けて、マーケティングや広報、旅行会社対応、組織強化、各種要望の折衝対応に各委員会が対応する。
女性経営者委員会(桑野和泉委員長=由布院玉の湯)では地域を巻き込んだ取り組みやホスピタリティ、観光教育の必要性、地域の歴史・文化からの魅力発信など女性の視点で旅館の質向上を目指す。
経営強化委員会(八木眞一郎委員長=あわらの宿八木)はクレジットカード手数料率の改訂や固定資産税など税制問題に取り組む。
IT戦略委員会(針谷了委員長=湯元舘)はホームページや多言語化の推進、客室管理ソフトのインターフェース、Tポイント加入促進、オープンウェブの会員増強などに取り組んでいく。
情報提供:トラベルニュース社