インドネシア・ジョグジャカルタ、「ムラピ山」噴火による「ボロブドゥール遺跡」の状況(2013年4月現在)
2010年秋に発生したジャワ島中部「ムラピ山」の噴火による「ボロブドゥール遺跡」の2013年4月現在の状況をお知らせいたします。
ご旅行をご予定の方は、ご注意ください。
■ ボロブドゥール遺跡の状況 (2013年4月現在)
2013年に入ってから、ボロブドゥール遺跡の上から3段のストゥーパエリア(頂上)への入場制限は解除されております。現在は、ロープや注意喚起の貼紙などもなく、自由に出入りができ時間制限もありません。しかしながら現在も引き続き「幸福の仏像」に触れることはできません。
日中の観光時には、セキュリティが5~6名おり「遺跡にのぼらない」、「座らない」、「むやみに触らない」など細かく注意を促しています。
なお火山灰の清掃は既に終了し、現時点でビニールシートで覆われているストゥーパはありませんが、不定期で避難訓練が行われるため、その際はストゥーパがビニールで覆われたり、入場規制が行われています。避難訓練の日程は事前に発表されないため、注意が必要です。
現在、ボロブドゥール遺跡、プランバナン遺跡、ソロ観光などは日本人観光客の外にもヨーロッパ人やインドネシア人にも人気のスポットとなっております。
近年ジョグジャカルタも車両が増え、渋滞が激しくなってきています。今まで市内ホテルからボロブドゥール遺跡までは片道1時間ほどでしたが、現在は1時間30分程の時間を要しております。遺跡見学には、ゆとりある日程を組まれることをおススメいたします。