エア・パシフィック、新機材で路線拡充-新社名も「お披露目」

  • 2013年3月7日

 エア・パシフィック(FJ)は4月2日、ナンディ/オークランド線で新機材のA330型機の運航を開始する。同型機の座席数はビジネス24席、エコノミークラス249席。FJでは2013年6月に「フィジー・エアウェイズ」への社名変更を予定しているが、新機材は新しい社名で塗装しており、4月2日の飛行は初披露の機会になるという。

 A330型機は予定より早く受納できたといい、これを受けてFJでは夏スケジュールの運航計画を一部変更。香港線では3月で現行のボーイングB747型機による運航を終了し、4月4日からA330型機で木、土曜日の週2便を運航。3機目のA330型機の導入を待って2014年1月には週3便に増便する。

 また、オーストラリア方面ではブリスベンに4月21日からA330型機を投入し、7月まで週5便を運航。一方、シドニー線は6月からA330型機を週1便投入し、9月にはA330型機と既存のB737型機で週13便を週14便に増便。繁忙期には週17便とする。さらに、メルボルン線は12月にA330型機での運航を開始し、繁忙期の12月には週5便を週6便に増やす。また、ニュージーランドのオークランド線では、4月から7月までA330で週5便を運航する。

 このほか、米国方面ではロサンゼルス線に7月1日、A330型機を導入。11月にはA330型機でのデイリー運航に切り替えるが、それまではB747型機を併用し、繁忙期には週8便まで増便する。また、アピア経由のホノルル線は、B737型機での運航を続けるが、ナンディの出発時間を20時50分から13時35分に変更する。