フィンエアー、ビジネスクラスの水平シート拡充、14年秋までに

  • 2013年2月21日

 フィンエアー(AY)は2014年1月から秋にかけて、旧型3機を除くすべての長距離線用エアバス機でビジネスクラスにフルフラットシートを導入する。日本路線では一部の機材ですでに導入済みだが、全路線で利用できるようになる。AYのフルフラットシートは、水平にすると最長で200センチメートルとなり、肩の周囲は58センチメートルのスペースを提供する。

 なお、AYではプロダクトやサービスへの投資を継続しているところで、昨年10月にはマリメッコとのデザインコラボレーションで合意。これにより2013年春から、機内にマリメッコのデザインによるテーブルウェアなどを導入する。シートの刷新などを含めた総投資額は約2900万ユーロ(約36億1200万円)に達するという。