ハウス桃園で花見 14日、山梨県笛吹市にオープン
暖かい温室で、ひと足早い桃の花見はいかが-。山梨県笛吹市に2月14日、桃の花のお花見ができる「ハウス桃園」がオープンする。開花の状況により3月中旬まで営業する。
市の中心を流れる笛吹川に向かって広がる扇状地は、生産量日本一を誇る桃の栽培エリア。市内には、みさか桃源郷公園をはじめ、桃源郷を冠した桃の花の見どころがひしめく。
ハウス桃園の開設は今年で24回目。笛吹農業協同組合富士見直売所周辺の9つの協力園が花の見ごろを調節しながら、来場者を受け入れ、例年5000人以上が訪れる。
2月14日はまずハウス1カ所がオープンし、花の最盛期となる2月下旬から3月中旬にかけては3-4棟のハウスで花見ができる。各ハウスには20-30本の桃の木が栽培され、シートや椅子、テーブル席が100席-150席分用意される。
入園料はジュース付きで大人500円(10人以上の団体は300円)、小学生以下は無料。初日の14日は大人も無料。
ハウスへの飲み物や食事の持ち込みは自由で、滞在時間の制限はない。事前の申し込みで弁当、オードブル、飲物を出前も可能。
例年、東京方面や長野方面から日帰りバスツアーの利用があるが、中央自動車道笹子トンネル事故の影響で、今年は予約の出足が鈍い。
笛吹農業協同組合富士見直売所では、「心配していましたが、2月8日に笹子トンネルが全面復旧し、ハウス桃園初日に間に合いました。今年も多くのお客様に、笛吹市の日本一の桃の花見を楽しんでいただきたいですね」と話している。
情報提供:トラベルニュース社