TICS、名称「ツーリズム促進協議会」に、5年目の活動計画策定

新ロゴ 航空会社やホテル、観光局、旅行会社など、旅行業界関係企業の有志で構成するTICS(Tourism Industry Communications Society)はこのほど、日本語名称を「ツーリズム促進協議会」と決定し、ロゴマークも定めた。これは、2009年の発足から今年で5年めを迎えることから、海外旅行だけでなく、訪日旅行を含めた「ツーリズム」の発展のために活動を展開していく方針を表したものという。ただし、TICSは略称として継続使用する。

 TICSは2009年7月に海外旅行業界のサプライヤーが中心となって発足したもので、現在の会員は旅行業界や旅行の業務に関わる法人、団体、公的機関の約30名。13年度は会長をオレゴン州政府駐日代表事務所の目代純氏が務め、幹事としてガリレオ・ジャパンの青山良信氏、アクセスの一倉隆氏、カンタス航空(QF)の荻野雅史氏、エンタープライズホールディングスの谷川秀夫氏、ハイアット・ホテルズ・アンド・リゾーツの松尾茂氏が名を連ねている。

 13年度の活動計画では、2月、5月、11月に討論会を主催するほか、6月と9月にもイベントやセミナーを開催し、12月には業界交流会を予定。2月の討論会は、日本旅行業協会(JATA)海外旅行推進委員会の委員長で阪急交通社代表取締役社長の生井一郎氏を招き、「2013年海外旅行促進戦略について」と題しておこなうという。


▽問いあわせ先
 TICS事務局
 メールアドレス:tics@oando.co.jp