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全日空、22日までB787運航停止を決定、1万名以上に影響見通し

  • 2013年1月20日

 全日空(NH)は、1月22日までのボーイングB787型機の運航を見合わせることを決めた。これにより、19日から22日までの4日間で国際線は12便を欠航する。いずれも成田/シアトル線か成田/サンノゼ線で、約1100名の旅客に影響が出る。

 一方、国内線は22日分について欠航数を19日に公表する予定で、21日までの3日間で58便を欠航し、約8600名が影響を受ける見込み。22日欠航分の旅客数によるものの、国際線と合計すると1万名以上に影響が出る可能性が高そうだ。

 なお、B787型機についてはバッテリーの不具合によりNH機材が緊急着陸したことなどを受け、米連邦航空局(FAA)と国土交通省が不具合が解消されるまで運航を禁止するよう指示を出しており、JLも25日までの運航見合わせを決定済み。JL、NH以外でも、5機のB787型機を保有するカタール航空(QR)が当面の間の運航停止を発表するなど、対応を迫られている。